スーツケースにキャスターストッパー(キャスターロック)は本当に必要な機能か?とSOLGAARD内で議論を重ねた上でつけておりません。
スーツケースを使い捨てにせず、末長くご利用いただけるようにと考えた末の決断となっております。
ストッパー(ブレーキ)機能がついている場合、タイヤの交換が不可だったり、交換できても通常のものよりも費用が高額になります。
キャスター(タイヤ)は破損する確率の高い箇所ですので、以下の点を理解した上でお選びすることを薦め致します。
1. 交換の可否
- 一部のモデルではストッパー機構がタイヤと一体化しており、タイヤのみの交換ができないものがあります。大規模な交換作業や、まるごと買い替えとなると高額な出費を伴います。
- 交換可能なモデルでは、ストッパー部分を分解してからタイヤを外す作業が必要になり、通常よりも修理代は高くなります。
2. 交換の手順
- ストッパーのないタイヤの場合
スーツケースの裏面のネジを外してキャスターを交換可能。業者に頼まなくてもドライバー1本で自分でもできてしまうほど簡単な作業です。 - ストッパーつきキャスターの場合
- ストッパー付きのキャスターは特殊な構造のことが多く、専門の業者に依頼する必要があります。
- ものによっては修理不可でスーツケース丸ごと買い替えなければならなくなります。
3. 交換コスト
- SOLGAARDのキャスター → 弊社からキャスターのパーツ代は無償で提供(送料のみ)。修理屋に依頼しても2000円前後。ドライバー1本で自分でも交換可能なのでその場合は費用かかりません。
- ストッパー付きキャスター → 交換にはメーカー純正パーツを取り寄せる必要があり部品代は一般的なパーツより高くなりがち。構造が複雑なため、修理作業の費用が高額になりやすい。
また、キャスターストッパーをしたとしても揺れで倒れてしまうリスクがあるため、結局はスーツケースから手を離すことはできません。
ストッパーの有無に関わらず安全のためにスーツケースから手を離さずに利用する必要がございます。
上記を踏まえた上で、ストッパーを使うことよりも、キャスターの交換のしやすさ、修理代の安さの方が優先度が高いと判断しております。
旅の相棒として長くご愛用いただけるようにキャスターの交換は簡単で、安く。という方針でおりますためストッパー機能のご要望をいただくことございますがつけておりません。